模範解答の真似では良くならない

東工大 数学 勉強について

 分からないとき、問題集の模範解答を読んで、真似て、分かった。これが危ない。模範解答はそれが正解であることの最小限の説明であって、その問題に初めて出会ったときに考えることとは必ずしも同じではありません。(模範解答から学ぶべきこともありますが真似るだけでは物にできません。)

 なぜかx \geqq 8x < 8に場合分け、なぜか「\overrightarrow{\mathrm{OH}} = \vec{a} + \vec{b} + \vec{c}とおくと」、…。その通りにやってみると確かに解けますが、それを自力でできるかというとできないことが多いです。(決まったやり方として知っておくべきことはあります。)

 模範解答は何人もの解答者が検討を重ねて作っているのでしょう。つまり答を知っている状態で作っているのでしょう。無駄はないのですが一発でそのように解こうとすることには無理があります。

 では何も知らない状態でどう解くかというと「簡素で広く使える方法」に書いたように図や表などの道具を使ったり迷路を解くように試行錯誤することです。始めから終わりまで見通せるわけではなく、やってみると見えてきます。これを続け、問題とぶつかり合わなければ力は付きません。

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