数学、物理、化学の専門塾 / オンライン家庭教師
もちだ理数塾は埼玉県さいたま市 大宮にある数学、物理、化学の個人塾です。オンライン家庭教師としても利用できます。
- 勉強しているのに良くならない
- 何をすればいいか分からない
- 細部まで時間をかけて見てほしい
- 一般の個別指導や家庭教師ではぬるい
という方に。


合格実績
大学
自治医大医学部、慶應大薬科学科、北里大獣医学科、明治大理工学部、防衛大理工学専攻、東京薬科大薬学部 他
高校
高校受験募集停止
県立浦和高校、川越東高校理数、川越女子高校、大宮開成高校、東京都立産業技術高専 他
受け入れ基準
- 参考書、問題文、このページの文章を1文字たりとも飛ばさずに読めること
- やるべきことをやれること
科目、学年
- 数学、物理、化学
- 高校範囲を学習している中学生
- 高校生以上
講師
- 餅田 渓(東京工業大学大学院修士課程修了)
- 全て餅田が教えます。
新型コロナウイルス対策
- マスク着用
- エアコン運転中でも窓2か所を常に開け、サーキュレーターにより排気、換気
- 消毒用アルコールの設置
- ジャンパー、コートを着て受講可(冬季)

所在地
- 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-118 地図を表示
- 大宮駅東口から徒歩10分
- 自転車可
- グーグルマップの口コミについて
一般的な家庭教師や個別指導の問題点
授業の質が低い
一人一人に合わせて本当にきちんと教えるには準備に莫大な手間と時間がかかります。生徒が解いたものを細部まで見て課題を全て拾ったり、模範解答の解説を超える授業をするために教師自身が問題を解くと1時間の授業をするために時には3時間の準備が必要です。
一般の家庭教師の契約では準備に関して具体的な時間は規定されていません。目一杯の準備をする教師はかなり少ないと思われます。目一杯の準備をしても生徒や保護者の方が感動するわけではありませんが、成果を決めるのは確実に教師の準備の量です。
質の割に授業料が高い
多くの場合、ご家庭が支払う授業料の4割〜6割は会社の取り分です。教師を交代したいときや、教師に直接言いにくいことがあるときの安心感はあります。しかし授業そのものは計画を含めて教師に任されますのでご家庭が支払う授業料と実際の授業の品質は離れています。
授業の時間効率が低い
2時間の授業の半分くらいは実質授業準備です。宿題を確認し、指導内容を考える時間を積算するとそのくらいになります。その間、生徒は待つことになります。待つ間に学校の課題などをやってもあまり集中できません。
方針
準備に時間をかける
当塾では宿題を解いたものを撮影して授業前にお送りいただきます。生徒が気付かない原因を全て拾い、細部まできちんと教えるために1時間の授業に時には3時間かけて準備します。
授業の無駄をなくして短時間で済ませる
当塾の方式なら、宿題の確認などは授業前に済ませますので授業は1時間で済みます。2時間を確保することは生徒にとっても教師にとっても制約が大きいです。
餅田も解く
紙と鉛筆の使い方は大事ですが生徒の解いたものに対してあれこれ言うだけでは伝わりません。私が解いたものを見せます。
問題集の改訂に合わせて解きますし、入試時期の過去問演習では一人一人に合わせて解きます。

宿題で徹底的に考える時間が大切
極端に言えば教えても良くなりません。授業中のその瞬間はああなるほどと思ってもきちんと使えるほどには分かっていません。
また、拙くても間違えても自分で徹底的に考えて解かないと高度な力は付きません。よって問題を解くことや解き直しのほとんどを宿題にします。宿題でしてほしいことの指示は細かく書きます。
細部にこだわる
他塾でよくあるのは大量に解いているのに良くならないことです。それはきちんと解けていないのに発見も指摘もされないからです。(売れればいいというレベル。)
答は合っていても抜けているところ、危ないところ、工夫できるところ、考えてほしいことがあります。志望校のレベルでできるようになるまで繰り返します。
細部の積み重ねが成果を決めます。
カリキュラム、計画、情報では変わらない
カリキュラム、計画、情報は分かりやすいですが、学習の成果を決めるのは一人一人の図の使い方、計算の仕方、捉え方といった微視的なことです。
学校や多くの塾はカリキュラムに沿って問題と模範解答を与えはしますが一人一人の捉え方などには踏み込みません。
結果として既にセンスのある生徒はそれだけで伸びる一方、コツを知らない生徒はいくら解いても同じことの繰り返しになってしまいます。
最短で無駄なくやろうとするのがよくない
最短で解くように教えている塾は多いでしょう。簡単に解きたいと思うのは当然です。わざわざ最短でない方を選ぶ人は滅多にいません。私も簡単に解けたらどんなに楽しいだろうかと思います。天才には合っています。
ところが学年が上がって高校生くらいになるとどうもそれまでのように簡単に解けなくなります。普通の着眼と閃きだけでは解けないのです。
それは方法の選択肢が増え、答までの道のりも長くなるからです。我々はそう賢くありません。そこで頭だけに頼らずに紙と鉛筆をフルに使い、各種の技術を身に付ける必要が出てきます。
最短、最短でやっていると脚力が付きません。ミスが多かったり、問題の条件が悪いと解けません。適度に冗長な方が思考に抜けがなく、脚力が付くので安定して解けます。
先のことを完全には見通せない中で方法の選択を繰り返さなければなりません。最短を見つけようとして時間が過ぎるのは良くありません。今ある中から決めるのです。
模範解答はよく練られて作られた最小限の説明であり、本番でそのように解くことは不可能です。言われれば分かるのと、拙くても自力で方法を見つけて正確に解くのとではレベルが全く異なります。

本当の必要最小限に少し無駄を入れているものがあります。まず電車の運行スケジュール。主要駅では少し長く停車します。途中駅で生じた少しの遅れなら吸収できます。各駅の停車時間を本当に最小限にするとあまりに一々遅れてしまうのでしょう。
次にQRコード。QRコードの一部を隠しても読み取れます。これはQRコードに収めたいデータの本体の他にエラー訂正用のデータを加えてあるためです。少しでも汚れたら読み取れないのではあまりに不便です。
それからデジタルテレビ放送やデジタル無線通信でもエラー訂正用のデータが加えられています。
道具を系統的に使う
決して勘、運、ショートカット、裏技に頼るのではありません。その解き方になる理由があります。
例えば積み上げられた荷物。

床にかかる力は荷物の重さの合計になりそうですが物理としては不十分です。

作用反作用の法則を考えると重力の他に荷物が互いに及ぼす力があります。力のつり合いを考えればx, y, zの順に求められます。総重量による見方では見えなかったところが見えてきます。
もっと凝るなら連立方程式を作ります。
\begin{cases} x-m_1 g=0\\ -x+y-m_2 g=0\\ -y+z-m_3 g=0 \end{cases}
(これを解く過程を観察するとx, y, zの順に決まることが分かります。)
問題が高度になると想像を絶する場合が多く、システマティックな方法が必要です。問題が易しいうちからきちんと解けば高度な問題も同様に解けます。
自然に忠実に、作用反作用の法則や力のつり合い(運動方程式)といった本源的なものにしたがって問題を見ることを練習するのです。
知っていなければできない解き方は覚える
問題を目にしたその場で何でもさっと作り出して対応できるわけではありません。よく使う基本の解き方や知っていなければできない解き方は覚えましょう。
各種の道具を使って問題を分解すると最後は参考書の例題のような基本パターンになります。あらゆる問題の解き方を丸ごと覚えるには多すぎますが、基本パターンに分解すればそう多くありません。
正確さのポイント
思い違いや計算ミスが原因で迷い込まないために正確さが重要です。これは通常の300%の注意を払って日々を生きないと身に付きません。思考力より正確さによる制約の方が厳しいと感じます。
正確さのポイントは確かにあります。
- XXXミス
- XXミス
- XXミス、XXミス
- XXXXXXXミス
日頃からマイペースを上げる
どうやってもマイペースを超える速さでは正確に解けません。普段から正確さのポイントを押さえて止まっている時間ややり直しを減らし、普通の速さを上げるのです。
机に向かっていない時も勉強
紙の上の勉強だけでは限界があります。日常生活の中で次のようなことを考えてみてください。実際の現象と対応させながら繰り返すことで身に付きます。
- 電柱を見たらtan
- 自転車を加速させるとき、ブレーキをかけるときのエネルギーの出入り
- 飲み物の中には水分子が何個あるのか
など
寝かせる
中々解けない問題こそ上達のチャンスです。何日かかけて何回も繰り返し考えているとその問題の状況が身に染み込んできて全体も細部も見えてきます。新しい見方もできて解ける確率が上がります。最短ではなく色々考えることが何より力になります。
すぐに模範解答を見れば数分で大体分かりはしますが力は付きません。限界まで考え込んで解いた後に模範解答を見れば勉強になります。
合格に必要な問題
本番の問題には次の3種類があります。
- 問題の通りにやれば解ける問題
- 処理に時間がかかりすぎる問題
- 方針が立たない問題
このうちの1を正確に解けば合格点に達しますが考え込む時間はありません。
計算力を鍛えたり問題を見たらすぐに方法が思い浮かぶようにするには普段の演習で2, 3を解くことも重要です。